CHANEL♥️マドモアゼル プリヴェ展♥️TOKYO

BrandReusePomps staffのkeiです。本日は現在開催されているCHANELの『マドモアゼル プリヴェ展』のレポートです。

2015年のロンドンを皮切りに、ソウル 香港 上海と世界の各都市を巡回している『マドモアゼル プリヴェ展』5都市5回目の開催地は東京。

『マドモアゼル プリヴェ』とはシャネルの中核でもあるパリはカンボン通り31番地の4階シャネルのクリエイションスタジオの入り口に掲げられた言葉。

オートクチュール、ハイジュエリー、フレグランスの3つを基軸に展開されるというインスピレーション溢れるコンセプチュアルな空間。

最初に迎えてくれたのは嗅覚への誘い。建物全体を優しく包み芳香を放つパウダリーな香りはアイコニックなシャネルの『CHANEL N°5 』

ファーストステップはトリックアート。あるポイントに立つことでアトリエのシンボリックな螺旋階段のウォールアートが出現します。

続いて階段を登ると、そこには一枚の扉。メティエダールのアトリエ「ルサージュ」による総刺繍で創られた「5」つの世界を繋ぐドア。

ドアノブから蝶番に至るまで隙間無く、ひと針ひと針丁寧にビーズやスパンコールが縫い付けられています。製作に要した時間=1200時間(50日)

はじまりの部屋『ミラーホワイト』の空間のみ撮影が禁止。このフロアでは、ディテールを通して受け取る膨大な情報、想いやエネルギーの強さに、震えて涙が止まりませんでした。(個人の感想です)

FIVE SEQUENCES AND FIVE COLOURS

「ミラーホワイト」「ベージュ」「ブラック」「レッド」「バロックゴールド」はアパルトマンの5つの色調。

シャネルがくつろぎ、客人をもてなす建物内で最もプライベートな空間が再現されています。(アプリを使い奥行きあるバーチャルリアリティーを体験できます。)

マドモアゼルシャネルの「スピリットの旅」がはじまります。

BEIGE THE SOFA

BEIGE AT CHANEL

緻密なクチュリエの手仕事や、濃密な時間に詰まった職人の苦悩「崇高な想い」や「フィロソフィー」「誇り」「魂の叫び」「情熱」など、言葉では到底語り尽くせない熱量と普遍的な軌跡を受け取りました。

Beige color palette サンドベージュ 煙草 ハニー

BLACK AT CHANEL

“ブラックは先見性とモダニティを最も体現する色”マドモアゼルシャネル

シャネルのコレクションピース『ツウィードジャケット』やアイコニックな『リトルブラックドレス』などのキャプションには製作に費やされた時間がカウントされ、中には数千時間を超えるものも。

RED AT CHANEL

“REDは生命と血の色”マドモアゼルシャネル

Red color palette コーラル 朱色 紅色 ガーネット ルビー パープル

柔らかなシルクシフォンなど、オートクチュールを構成するセンシティヴなマテリアルに、ひとつひとつ丁寧に施された刺繍やビーズ沢山のクリスタル。

クチュールの職人技が光るマスクは東京のみで展示。

GOLD AT CHANEL

ライオンや星 CCなどが刻印されたゴールド

“ゴールドはガブリエルシャネルにとって重要なインスピレーションの源”

会期中はシャネルのクチュリエによる刺繍のワークショップの他ハイジュエリー、シャネル N°5にまつわる技術を実際に体験できる3つのプログラムが組まれています。

数字やアイコンを大切にしたマドモアゼル。ラッキーナンバーの「5」や獅子座生まれの「ライオン」は自身のエンブレムに。

5つのエリアを抜けると、マドモアゼル プリヴェ展にまつわるスケッチや、大好きなソフィア・コッポラがガブリエルシャネルにオマージュ 製作したコラージュフィルムが流れています。

ガブリエルシャネルの世界観は、あらゆる分野や世代、時代 ジェンダーといった垣根を超え、スタイルやストーリーだけでなく五感を超えるイマジネーションや星々からのインスピレーションを与え続けてくれます。

シャネルの魔法にかかったまま、マドモアゼルが描かれたキャンバス素材のクラッチとブックレットを渡され、いつまでも余韻の残るいい夜でした。皆さまも穏やかなウィークエンドをお過ごし下さい。

MADEMOISELLE PRIVÉ TOKYO
@B&C HALL – 天王洲アイル
東京都品川区東品川2-1-3
2019年10月19日(土)~12月1日
参考/CHANEL

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